40代おひとりさまでも、足掻くのです。

独身アラフォー(もうすぐアラフィフ)から転職・移住を模索しています。 現在とある南の島にて就業中。 仕事や生活環境に行き詰まり、先進国への復帰を希望しています。 多くを諦めてきた人生ですが、このまま諦め続けていたくないと足掻いています。

現実逃避

怠惰な週末を過ごしました。

ほんっとーに何もしない、ただ食べて、飲んで、動画見て、と筋肉すら動かさないような週末でした。

ザ・現実逃避、です。

一時の怠惰な快楽に溺れることで、今色々不安に思うことから眼を逸らしているのです。

おひとりさまの利点は、どんなに自堕落にしていても誰からも文句を言われないこと。

後でそのツケが自分に返って来ても、今の怠惰な快楽に身を委ねてしまいます。

 

甘い、甘いと思いながら梅酒をソーダ割でひと瓶飲みながら、古い動画を見まくりました。

映画はオードリー・ヘップバーンジーン・ケリーの映画を立て続けに見て、TVドラマはアガサ・クリスティー名探偵ポワロシリーズを見ました。

オードリーの映画はその可愛さと、軽いコミカルさと、安心して見られるハッピーエンドな点が好きです。

ジーン・ケリーの映画は、タップダンスと歌、そしてやっぱり安定のハッピーエンドに魅かれます。

時々ストーリーすっ飛ばしてダンスシーン入れすぎでは!?と思う時もありますが(例えば「巴里のアメリカ人」の最後とか)、素敵だなー、と思います。

 

名探偵ポワロのシリーズが好きです。

小太りで潔癖症に近くてフランス語訛りの外国人(ベルギー人)が、その名探偵ぶりを発揮して周囲をあっと言わせていくことも勿論ですが、その時代と紳士・淑女が上手く融合しているように見えて、そのファッションや立ち居振る舞いが素敵だな、と思うのです。

例えば、三つ揃いスーツに帽子を着たサラリーマン、膝下20㎝はあるであろうワンピースやスーツと帽子を着た(今でいう)OLが、打ち合わ中に紅茶を飲む姿や、ディナーの為にわざわざ正装する家族や、デキャンタに入れられたブランデーやシェリー酒を来客に振る舞う場面など、英国の中産階級以上の生活が優雅で素敵なのです。

 

フォーマルな場では、帽子着用が英国ドレスコードらしいのですが、先日のジェームズ・マシューズとピッパ・ミドルトン(キャサリン妃の妹)の結婚式でも色々な形の帽子(と言っていいのかな?ヘッドドレス?)が頭部を飾っていました。

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 どなたもドレスと合わせていて、お洒落です。

日本にはない習慣ですが、憧れます。

今いる島では欲しくてもドレスや帽子・ハットドレスを購入できるお店が無いので、更に憧れます。

自然はあるけれど、そうではないアーティスティックな綺麗な物に心が飢えているのだと思います。

 

当面はBBCラジオのアガサ・クリスティー作品を聞きながら、寝に落ちる日々となりそうです。