40代おひとりさまでも、足掻くのです。

独身アラフォー(もうすぐアラフィフ)から転職・移住を模索しています。 現在とある南の島にて就業中。 仕事や生活環境に行き詰まり、先進国への復帰を希望しています。 多くを諦めてきた人生ですが、このまま諦め続けていたくないと足掻いています。

停電

島では停電が時々あります。

3.11震災後の計画停電とは異なり、突如何の前触れもなく停電となります(;´・ω・)

インフラが整っていないので、電流が安定していません。

そこにきて停電があるので、家電がよく壊れます。

 

昨晩も電気がふわりふわりと暗くなったり明るくなったりを数回繰り返したので、「あ、来るな」と思った直後停電となりました。

病院や宿泊施設にはジェネレーターがあるので、轟音を立てながらすぐに電気を供給できます。

が、個人宅は復旧するまで暗いままです。

 

そんな時の為に、キャンドルや懐中電灯が必要です。

キャンドルってロマンチック~、などと喜べるのは最初だけ。

ネットも音も無い家の中で、やれることはそう多くありません。

Audibleでオーディオブックを聴きながらお酒を飲むか、外に飲みに行くか!

(どっちにしても飲むんかーい、と自分突っ込み)

週末梅酒を飲み切ってしまって自宅にお酒が無い為、昨日は外に飲みに行きました。

 

ジェネレーターが作動していても大分照明を落として営業しているホテルのバーで一杯。

日本と違って、いちいちきちんとした身なりをしなくても良いので、こういう時楽です。

汗をかいたTシャツにショートパンツにビーサンでも、全く違和感を持たれないアイランド・ライフv( ̄Д ̄)v イエイ

たまの帰国時に、同年代の日本人の方がとても若々しくて、きちんとした格好されているのを見て、己との違いにがっくりと来るのですが、喉元過ぎると...です。

 

久しぶりに以前よくバーで遭遇していたソロモン諸島出身の歯医者さんに、上述のバーで遭遇しました。

あまりにも太っていた為、一瞬誰だかわかりませんでした。

向こうも一瞬「あれ?」という顔をしていたので、こちらの体重増加&引力に負け気味の様子に驚いたのだと思われます('◇')ゞ

お互い「この島いると太るよねー」と笑いながら飲み続けました。

アイランド・ライフ、恐るべし。

 

 

ブレッドフルーツ

島はブレッドフルーツ(パンの実)の時期です。

住んでいる家の裏に立派なブレッドフルーツの木が立っていて、いくつも実をつけています。

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手に届く所にもなっていて、取っていいよと大家からお許し頂いていますが、食べ頃がイマイチわかりません。

島のビュッフェ形式のレストランやローカルのお弁当などでは、ブレッドフルーツのココナッツ煮が良く見られます。

バナナチップスのように薄くスライスして揚げたチップスも売られています。

私はココナッツの香りが苦手なので、滅多にブレッドフルーツは食べません。

 

南の島の住人に働き者が少ないのは、大した手入れをしなくてもバナナやパパイア、ブレッドフルーツのような果物が年中あり、海に入れば魚が取れ、食べるだけなら困る事が無いからです。

日本がこの島を統治していた時代には稲作や酪農もあったそうですが、日本軍が撤退した後は、どちらも続かず、今ではお米や乳製品、牛肉・豚肉は100%輸入です。

アメリカ・オージーの噛み応えのあるお肉なので、日本の柔らかーいお肉を夢見ます(笑)。

次回帰国時に食べたい物リストがまた長くなります('◇')ゞ

 

 

現実逃避

怠惰な週末を過ごしました。

ほんっとーに何もしない、ただ食べて、飲んで、動画見て、と筋肉すら動かさないような週末でした。

ザ・現実逃避、です。

一時の怠惰な快楽に溺れることで、今色々不安に思うことから眼を逸らしているのです。

おひとりさまの利点は、どんなに自堕落にしていても誰からも文句を言われないこと。

後でそのツケが自分に返って来ても、今の怠惰な快楽に身を委ねてしまいます。

 

甘い、甘いと思いながら梅酒をソーダ割でひと瓶飲みながら、古い動画を見まくりました。

映画はオードリー・ヘップバーンジーン・ケリーの映画を立て続けに見て、TVドラマはアガサ・クリスティー名探偵ポワロシリーズを見ました。

オードリーの映画はその可愛さと、軽いコミカルさと、安心して見られるハッピーエンドな点が好きです。

ジーン・ケリーの映画は、タップダンスと歌、そしてやっぱり安定のハッピーエンドに魅かれます。

時々ストーリーすっ飛ばしてダンスシーン入れすぎでは!?と思う時もありますが(例えば「巴里のアメリカ人」の最後とか)、素敵だなー、と思います。

 

名探偵ポワロのシリーズが好きです。

小太りで潔癖症に近くてフランス語訛りの外国人(ベルギー人)が、その名探偵ぶりを発揮して周囲をあっと言わせていくことも勿論ですが、その時代と紳士・淑女が上手く融合しているように見えて、そのファッションや立ち居振る舞いが素敵だな、と思うのです。

例えば、三つ揃いスーツに帽子を着たサラリーマン、膝下20㎝はあるであろうワンピースやスーツと帽子を着た(今でいう)OLが、打ち合わ中に紅茶を飲む姿や、ディナーの為にわざわざ正装する家族や、デキャンタに入れられたブランデーやシェリー酒を来客に振る舞う場面など、英国の中産階級以上の生活が優雅で素敵なのです。

 

フォーマルな場では、帽子着用が英国ドレスコードらしいのですが、先日のジェームズ・マシューズとピッパ・ミドルトン(キャサリン妃の妹)の結婚式でも色々な形の帽子(と言っていいのかな?ヘッドドレス?)が頭部を飾っていました。

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 どなたもドレスと合わせていて、お洒落です。

日本にはない習慣ですが、憧れます。

今いる島では欲しくてもドレスや帽子・ハットドレスを購入できるお店が無いので、更に憧れます。

自然はあるけれど、そうではないアーティスティックな綺麗な物に心が飢えているのだと思います。

 

当面はBBCラジオのアガサ・クリスティー作品を聞きながら、寝に落ちる日々となりそうです。

 

 

 

 

 

エージェントが先に転職決定

今日関西方面の案件でお世話になっている人材紹介エージェントのHさんから転職のご挨拶を頂きました。

彼女は韓国人ですが日本語も読み書き含め完璧で、英語も堪能とTrilingualです。

顔を合わせたことは無いので容姿や年齢は分かりませんが、声の感じから30代半ば位かな、

と想像しています。

とても感じが良く、ソフトに話しますが、それだけではなく、ビシッと厳しめにアドバイスをくれたりする、頼もしいエージェントです。

 

エージェントの中には案件を紹介する時は雄弁だけど、応募しても次に進まない場合は結果報告等一切ないエージェントが多いのですが、Hさんは結果は当然ですが、結果が出ていなくてもまだ出ていませんという中間報告をまめにくれます。

この待ち時間のフォローがある、無しでエージェントへの信頼感が大分変わります。

結果報告すらくれないエージェントに対しては、案件を紹介されても応募する気も起きにくくなります。

 

その頼りにしていたHさんの転職が先に決まりました。

おめでとう!🎊🎊🎊 

まだ若いだろうし、語学も堪能で人当たりもとても良いHさんだもの、きっと新しい職場でも活躍されることでしょう。

大阪に勤務されていましたが、新天地は東京だそうです。

 

来月偶然にも通院の為1週間程東京に戻ることが昨日決定しました。

そこで、急遽Hさんと東京でランチすることになりました。

もうエージェント・クライアントの関係ではなくなりますが、初顔合わせです。

楽しみ♪

こうやって縁が広がるのって良いですね。

 

Σ(゚Д゚)そうだ、この太ってだるだるな身体を少しは引き締めてから帰国せねば!

最近顔も引力に負け始めている( ;∀;)

 

蛇の生殺し?

文字にすると怖いですね、蛇の生殺しって('◇')ゞ

島には蛇がいないので、蛙やヤモリ・トカゲの生きがすこぶる良いです。

と、別に爬虫類の生態を綴りたい訳ではありません。

 

そろそろ先進国に復帰したいと思っている今日ですが、中々次なる転地が決まりません。

年齢・転職回数・経験値によるところが大きいので、仕方がありませんが、2件ずっとペンディングされているものがあります。

1件は関西地方での案件で、1次・2次面接通ったものの、他に面接に至る人材がいないけれど1人とだけ面談して決定という訳には社内方針上出来ない、という理由で最終決断が出ていません。

かれこれ数か月。

エージェントからの連絡も途絶えています。

 

もう1件は現職に関係のある会社からハワイオフィスのポジションを紹介されたのですが、こちらも数か月ビザの問題など社内的手続きが滞っているという理由から、最終決断を頂けていません。

今朝人事担当の方から現状の連絡を貰いましたが、前回から何も変わりなし、数週間の内に何等かの状況変化があることを期待する、という頼りない内容でした。

はっきりして欲しい!と思う反面、数か月経っても進まない、ということは縁が無いということなのだろうな、と思うと、次に進める案件も無い現状では、生殺し状態でも少しでも希望のある方が良いのかな、と思ったりします。

 

世の中のひとつの仕事を続けて、極める全ての人に敬意。

仕事だから、生活の為だから、と言いながらも、毎日、1年、何十年と同じ会社に通勤し続け、従事し続けるって凄いです。

いつまで経っても「ここではない何処か」を追い求めてしまう性格を持て余し気味の最近です。

 

 

 

 

やけ食いの夜

昨日はやけ食いしました。

嫌なことがあると食に逃げる傾向があります。

普段はチョコレートやアイスなどの甘い物ですが、昨日はしょっぱ辛い物に走りました。

 

島に日本食材を多く扱う日系の方が経営するお店があり、そこでカラムーチョ、かっぱえびせん、さきいか、梅酒を購入しました。

帰宅後、梅酒をワイングラスに注ぎ、まずはカラムーチョをアタック。

子供の頃カラムーチョってもっと辛いイメージでしたが、今ではちょっと酸味強いな、位の印象です。

梅酒がものすごく甘い梅酒だったので、辛さは殆ど感じず。

あっという間に食べ終えて、TVerマツコの知らない世界を見つつ、かっぱえびせんへ手を伸ばしました。

定番のかっぱえびせんなので、辛さが足りません。

そこで、タバスコとゆずスコ登場!

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本当は辛味だけが欲しいのですが、酸味ももれなく加わります。

ゆずスコはゆずの香りが爽やかです。

前回帰国時に銀座のデパートで九州物産展を開催していて購入しました。

福岡県産です。

 

当初はここでジャンクフードは止めようと思っていたのですが、買い物袋に残るさきいかに思いを馳せ、30分程逡巡した後、手を伸ばしてしまいました。

やはりここでも、タバスコとゆずスコ登場!

ちょっと甘いさきいかとすっぱ辛さが融合して美味しいです。

すっぱ辛さきいかと甘々梅酒を交互にアタックし、夜を過ごしました。

 

今朝は起きた瞬間から、昨夜食べたポテトチップスの化学調味料の香りが自分から漂い、胸やけと同時に背徳感。

塩分の取り過ぎでむくみが酷く、指輪がキツイ( ゚Д゚)

わかっています。

嫌なことがあって、ジャンクをどか食いして、太ってむくんで、って更に嫌な気分になるだけだ、と。

わかってるけど、一時の快楽に逃げちゃうんですよね。

だって、人間だもの( ´艸`)

 

 

 

 

キャッシュパワー

今住んでいる島での電気・水道代はプリペイドで利用します。

ガスは供給されていないので、基本オール電化です。

オール電化って言うと先進国のような響き…)

 

利用方法は、

1.電気・水道販売所に行く

2.自宅場所を伝えて購入希望金額を払う

3.20桁の番号が記載されたレシートをもらう

4.自宅に戻り、メーターに20桁を打ち込む

電気・水道それぞれ別のレシートが発行され、それぞれ打ち込みます。

 

メーターの写真です↓

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上の写真左が電気、右が水道です。

輸送コストが高い為、電気代もとても高いです。

大体月250kwhくらい使うのですが、$100です。

因みに島はUS$が通貨として使用されています。

日本で働いていた時は電気・ガスと両方使用していましが、合算して月1万を超える金額は使用していませんでした。

 

残が20kwhを切ると、ピーピーと警報が鳴りだすのですが、チャージするまで鳴りやみません。

以前すっかりチャージし忘れて出張に出てしまい、帰宅したらピーピー鳴っていて、さぞご近所迷惑だったろうな、と焦りました(;^_^A

 

以前は島でもメーターを読んで請求していたことがあったそうなのですが、料金を踏み倒す住人が続出したので、今のようにプリペイド(前払い)制に変えたそうです。

当初住み始めた頃、プリペイドで電気・水道を買うという制度があることを知らなかったので、電気が通っていないと大騒ぎしました(;'∀')

 

あと、上の手順で「自宅場所を伝えて」とありますが、この島には「住所」がありません。

住所が無いってΣ(・ω・ノ)ノ!、と戸惑いましたが、郵便は皆私書箱で受け取り(配達無し)、その私書箱が免許証等諸々の登録書類の郵便用住所として記載・登録されます。

なので、何丁目、とか何番地に該当するものはありません。

私の住む家は、数件同じ大家の家が固まるコミュニティみたいな場所で、大家がお店を営んでいることもあり、そのお店の名前と家の番号を言えば伝わります。

所変われば、ですね!